介護職でハラスメントを受けた場合の対処法とは

介護職として働いていてハラスメントを受けた場合、どのように対処するのが適切なのでしょうか。
ハラスメントには、利用者から受ける暴力やセクハラ、職場の上司から受けるパワハラなどが存在します。

利用者から暴力を受けた際は、利用者の様子を見た後に自分でできる対処法を試してみましょう。
利用者が暴力的になるのは、身体の痛みが原因かもしれません。

様子がいつもと違うなと思ったら、利用者の身体に痛みがないか、不調がないかチェックし、異変が見つかった時は上司などに報告しましょう。
それでも暴力を受ける場合は、落ち着いて冷静に対処する、ひとりで対応しない、距離をおくといった対処を取ることがおすすめです。

必要以上に怯える、大声で叱るということをしてしまうと相手を逆上させる可能性があります。
訪問介護のためひとりきりで対処しないといけない場合は、少し距離を取って利用者が落ち着くのを待ちましょう。

転倒や誤飲の危険がないことを確認して、相手から離れて見守ると良いでしょう。
パワハラを受けた場合、どのように対処するのが良いでしょうか。

上司から暴言を吐かれる、人間関係を切り離される、業務量が能力に見合っていないなどのハラスメントのことです。
こういった場合、証拠を残すことや仲間を集める、上司よりも立場の高い人に相談する、職場の相談窓口に相談をしてみてください。

記録を取り、いざとなったらこれで対処できる、と思うだけでも気が楽になるでしょう。